【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第15章 *好かない婚約者【赤司征十郎】*
そうしたらから受ける眼差しの温度が変わった。
僕が溶けてなくなりそうなくらい熱い眼差しにね。
それに目が合うとみるみるうちに涙が溜まって、僕に「イかせて」と訴えてくる。
その姿が僕の心を掴み、鼓動を速くさせ……少しの愛情を芽生えさせた。
「僕にどうして欲しい……今なら叶えてあげるよ」
「イきたい……早く……イかせて……っ」
「分かった、いいだろう……」
「ひゃぁ!あぁ……ん、あっ…!」
不思議な事に、が僕の指で上り詰めて行くのをずっと見ていたら……さっき芽生えた小さな愛情が大きくなった。
その愛、が達する頃には相当な大きさに膨らんでしまっていてね……
「あぁぁっ、んん…っ!」
間髪容れずに唇を重ねて……そして挿れてしまったよ。
この気持ちの変化が抱いた事によってだとしたら、もっと早く抱いていれば最初から愛のある行為になっていたかもしれないね。