【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第13章 *転校【氷室&高尾】*
高尾side
ちゃん照れっ照れだな、兄貴なのに。
まあ無理もねぇか。
オレでも男なのに綺麗な人だなって思っちまうし。
『疲れた?座ってよ!』
「ありがとう。けどちょっと話があるんだ」
「土産話っすか?」笑
「いや……そうじゃないよ」
「辰也さん…?」
何だ…?表情は変わんねぇのにこの……嫌なオーラ。
良い話じゃねぇの?帰って早々に悪い話?!
ぜんっっぜん想像つかねーな……。
『何?話って』
「ああ。二人は付き合ってるんだったよね」
「あ!そーっす!挨拶しねぇと、」
「その必要はないよ。は引っ越すから」
「え……な、なんすかそれ。アメリカンジョークっすか?うっわ本場!」
「ジョークじゃないよ、本当の話。オレこっちでは秋田の陽泉って学校に通うんだ。だからも一緒にね」
『え…?』
「あき……た?」
おいおいそれってつまり……ちゃんが離れるって事だろ…?
秀徳やめて……オレんちの隣からもオレの隣からも離れるって……。
マジそれ……笑えねぇわ……。