【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第13章 *転校【氷室&高尾】*
氷室side
長い事見てないうちに大人っぽくなったな。
けど可愛いのは相変わらずだけどね。
頬にキスしただけなのにこんなに真っ赤になって……。
「お久しぶりっす辰也さん!」
「カズか。大きくなったな」
「いやー!辰也さんこそなんか見違えたって感じじゃないっすか!」
「そうかな。でもまあ成長はするよ」
カズも随分逞しくなった。
性格はそのまんまだけど。
……けどちょっといいかな、カズ。
そのTシャツ、前後ろ反対だよ。
『て、てかここ日本っっ!!』
「はは、反応遅過ぎ」
「ブフォッ!!」
『お兄ちゃんじゃないみたい…!まさか何かのドッキリとか……』
「違うよ」
「ギャハッ!ちゃん…!どー見ても本人っしょ!雰囲気は変わったけど!」
『うん……。凄くかっこよくなった』
「ありがとう。は可愛いよ」
『可愛い?!そんな事言うなんて……お、お兄ちゃんじゃない』