【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
「オレを見てくれないのか…?」
「だって……だって…っ」
「ん…?」
「赤司くん……裸っ!!」
それは当然だろう、脱いだんだからね。
って心で真っ先にツッこんだが、何やらアタフタしているを見て……つい笑ってしまった。
「な、何…?」
「いやすまない。が可愛くてね」
「っ……そんな事ないもん……」
「何故そう自分を否定する…?お前はオレの自慢だ、堂々としていればいい」
「自慢…?!」
「そうだが……そんなに驚く事かな…?」
「ああもう……どうしよう……」
“幸せ過ぎて死んじゃいそう……”
こう小さく呟いたのをオレは聞き逃していなかった。
幸せ過ぎるのはいい事だが、死なれては困る。
オレはもう……なしでは成り立たない。