【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第8章 *熱中症【黒子テツヤ】*
「ひゃ……せ、先輩っ……」
「すみません……嫌ですか…?」
「嫌というか……私まだ返事してないです…!」
なんとなくですが、僕はさんの気持ちに気付いていました。
だからと言って手を出そうとした事は良くないと思って反省です。
そこで僕が提案したのが『さんからのキス』。
僕の事が好きで、付き合ってもいいなら……YESと言う代わりにして下さい。と……。
「そ、それは……えっと……」
「ダメですか…?」
「いやあのっ……そう、じゃなくて……」
「僕ならいつでもいいですよ」
「っ……、先輩っ……」
「はい」
「好き……です」
「ん……っ」
照れてしまってはいたものの、勇気を出して僕にキスしてくれたさんの唇はさっきより熱く感じました。
でもその熱が直ぐ離れていこうとするので、逃がさないよう瞬時にさんの頭を押さえた僕はもう止まりません。
部室だというのも忘れてずっとキスをして、さっきの続きと言うかのように首筋に唇を落とし……
手をゆっくりと制服の中へ侵入させました。