【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
「運ぶよ」
「え……いやでも私っ……きゃっ…!」
「大丈夫、軽い」
ベッドが直ぐ隣にあるのにこの場で繰り広げる訳にもいかないから、オレはをヒョイっと抱っこしてふかふかのベッドの上に降ろした。
いつも1人で寝ていたこの場所にと2人で居ると……なんだか新鮮だ。
「そう固くならなくていい……」
「ごめん……き、緊張しちゃって…その……」
「オレも久しく緊張している。ほら……胸を触ってごらん」
「ホントだ……速い……」
「何せ初めてだからね。正直上手いとは言えないだろう。それでもいいかな」
「も、勿論…!赤司くんとなら全然!……あ」
「フッ……そうか、ありがとう……」
「んっ……」
そんないつもと違ったベッドの上で再び交わすキスはやっぱり甘い。
別に激しくするわけでもなく、ただゆっくり確実にお互いの舌を感じ合う感じ。