第1章 僕の心は張り裂けそうで
4組は意外と近くて、
昇降口からそんなかかんなかった。
教室に行くと、
ほとんどの人が席に座っていて
空いてるのは
一番前の席と
ちょうど真ん中の席だけだった。
出席番号からして真ん中方かな?
……
……
……
なんか、静か?(笑)
あー、そうか。
そーいやまだみんな友達じゃないのか。
「よろしくね~」
隣の席の
目がクリクリで
ボブヘヤーのよく似合う
可愛らしい女の子に
声をかけた。
DNAの影響なのか
昔から人見知りは全くない。
「あ、よろしく!」
ふわっと笑ったその子は
やっぱり可愛くて。
「んふ、すんごい可愛い。」
「、え!?//きゅうに!?//」
「あー照れてる(笑)
かーいいなあ。食べちゃいたい。」
「ちょ、///変態///」
「んへへ(笑)
あね、名前、なんてゆーの?」
「長谷結愛、です。」
「ゆめ?
もお、名前まで素敵ね。」
結愛「もう///そっちは?」
「楠ゆいは」
結愛「ゆいはちゃん!」
「ゆいは様」
結愛「ゆいぱ」
「ちょ、距離のつめかた下手くそか(笑)」