第10章 あたしの想いはあなたじゃなくて
「ちがうんだ。
おいらも智だけど、
ゆいはが好きなさとしは別にいる。」
あの時、
泣きながら何度も何度も
俺の名前を呼ぶゆいはを見た時、
おいらの名前なんだけど、
ゆいははおいらじゃない、
別の誰かをみてた。
よく考えたら、
ゆいははおいらの下の名前、
知らないんじゃん(笑)
雅「大ちゃんは、
それで、どー思う?」
「関係ねぇ(笑)」
雅「……?」
「何処のどいつか知んねぇけど、
おいらの方がゆいはんこと好きだし。
100倍好きだし。負けねぇし。」
絶対負けねぇ。
おいらが一番ゆいはのこと好きな自信あるし。
雅「(笑)(笑)(笑)(笑)」
「なんだよ」
雅「大ちゃんならそう言うと思ってた(笑)」
「んふふ(笑)」
雅「俺、ゆいはちゃんには
大ちゃんしかいないと思う!
俺、全力で応援するから!何でも相談して!」
「へへ(笑)相葉ちゃんがいるなら
無敵だな、おいら(笑)」
雅「……………………(涙)
おーーーぢゃああああん(涙)(涙)」
「んふふ(笑)」
ゆいはの事も好きだけど、
相葉ちゃんも大好きだよ?