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側にいてください。

第9章 そんなふうに想われても





家の前。






智「今日は、ありがとね?」



「いえいえ、ってゆーか
歩いただけじゃん(笑)」



智「んふふ(フニャ)」



「おかしい。(笑)」



智「……また、」



「ん?」



智「また泣きそうになったら、
我慢しなくていいから。」



…………え、、




智「おいらの前で、我慢しなくていいから。」





「………………」




智「じゃ、また明日ね(フニャ)」












ばーか。




ばか、ばーか。





何が、行きたいとこある、だ。



どこにもないくせに。





何が、今日はありがとう、だ。



私の為、だったくせに。



私を元気付けようとしてくれたんでしょ。









そう気づいたら、

たまらなくなって





離れていく大野の背中を追いかけた。






「おーーーのーーーーーっっ!!!!」




………………ドンッ





智「……え、、、っうッッッ」




「ばーか。」


……ギュゥゥ


智「ゆ、いは?//」



「ばーか。」



智「……え、」



「大野のばーか!
アホんだら!おたんこなす!」



智「……?(笑)ごめん?」



「んふふ(笑)わかってないくせに。」



智「……ばれたか(笑)
けど、茄子ではねぇぞ。」



「知ってるよ。」



智「何、どーしたの(笑)」



「ありがとう。」



智「…………んふふ(笑)うん。」



「……それだけ//、じゃ。」




…………バシッ



恥ずかしくなって
大野から逃げようと思ったのに、


その手を大野に捕まれた。





「……え、………………んっ」




驚いて顔をあげると、


触れたか触れてないか
そんくらいのキスをした。





智「ばいばい(フニャ)」




「………………ッ////
さようなら!///」





慌てて自分の家に走った。






「…………ば、か///」







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