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側にいてください。

第5章 何もないし何にも出来ないけれど








保健室について、
急いでドアを開けようとしたら









「だい、じょーぶ?」






男の子の心配そうな声。





ゆいは「あはは!
大丈夫!大丈夫!
ごめんね、ありがとね(笑)」




あ、ゆいはちゃんの声。





「あの、さ」




男の子の緊張気味な声が聞こえた。




ゆいは「んー?」




「お、れ
楠さんのこと、、
すき、みたい。」




………………え










ゆいは「……うん?(笑)
私も好きだよ?(笑)」






…………え、





ちょっと、まって。






え、これって何?





告白、、だよね







え、私も好きだよって








まって、






ガラガラガラガラガラガラ





「ゆいは、ちゃん」






ゆいは「あれー!大野さん!!!!
何で!?なんで、ここにいるの!?」







「楠、さん。
俺、のこと好きって、ほんと、?」





おいらを見ていたゆいはちゃんが
男の子のほうに向きなおした。





……まって



……やだ。



……やだ。





ゆいは「……す、「ゆいはちゃん」




「ゆいはちゃん、は、
おいらんこと、好き、やもんね?」





「………………え、、」




男の子が固まってゆいはちゃんを見てる





ゆいは「んふふ(笑)
大野さんのゆいはちゃん、でしたね(笑)」






ゆいはちゃんのその言葉に
男の子は悔しそうな顔をして
保健室を出ていった。




幸い、保健室の先生もいない。




ゆいはちゃん、と






二人きり。
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