第5章 何もないし何にも出来ないけれど
ゆいぱは今まで、
特別って感情を
抱いたことが無いから
多分気づいてないんだと思う。
だって
ほんと、
どんだけ話が盛り上がってても
どんだけ眠そーな顔してても
どんだけ大野さんが遠くにいても
何を差し置いても
ゆいは「あ、」
ほら、
ゆいは「おーのさーーーーーーん!!」
絶対大野さんを見つけちゃうんだもん。
ねぇ、これって
特別ってことなんじゃないの?
ゆいは「……アタッ!!!」
智「…………うっ////」
大野さんにとっても、
ゆいはは特別なんじゃないの?
智「もー//
元気はいいけど、危ないよ(笑)」
大野さんって分かりやすい
デレデルし過ぎでしょ(笑)