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私の恋色 -BLUE-
第3章 元彼を諦めるには
髪を乾かして2階へ上がると、私のスマホが鳴っていた。
透からの電話だ。
私は電話を切って、スマホをマナーモードにしてベッドにうつ伏せた。
「……。」
ねぇ透?
私達、どうして普通の恋愛ができなかったのかな?
私、今でも好きだよ。
透のしつこすぎる愛撫やセックスも、一度も嫌だと思ったことないよ。
それなのに、なんでこんなことになっちゃったんだろうね。
……あぁ、そうか。
両思いでもないのに付き合ったりするからか。
私は過去のことを思い出しながら、そのまま眠ってしまった。
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