第2章 2人の最悪な男
「そうですよ……。」
「…見張りのやつらは皆やられたみたいだな。」
「まぁね。」
「…ちっ、くれてやるよこの女。
おい、行くぞ。」
金髪の男は茶髪の男を肩で支えながら出て行った。
「…?」
状況が理解できずにいるけど、それどころじゃないもどかしさがやってくる。
「お前、薬飲んだみてーだな…。」
そう言って彼は私に覆い被さる。
「わ、たし…こんなに、なる、なんて…んっ、嫌だ、これ、なんか…!」
「ほっとけば治るけど…今ヤっちまえばすぐ治まるだろうな。」
そう言って彼は妖艶な目で私を見つめた。
私はもう抑えきれないもどかしさが限界に達し、涙が流れた。
「…っ、助けてっ!」
私はつい、懇願してしまった。
「言ったからな。」
そして彼はスマホを取り出し、写真を撮った。
「…っえ!?」
何してんのこいつ!と思うや否や、激しいキスが降り注いだ。
「んんっ…ふ…。」
彼の舌が私の舌と絡む。
すごい、この人、透よりキス上手い。
激しいキスを受け続け、私はまだ体は触れられていないのにあっけなく絶頂に達した。
「この媚薬すごすぎだろ…キスだけでイクとか…。」
言いつつ彼は私のスカートの下に手を入れた。
「あぁんっ!」
軽く触れられただけなのに、またもイってしまう。
「まじ?これだけでイクとか逆に面倒だな…。」
そう言うと彼は、私のショーツを下ろして割れ目をなぞった。
「あぁ、んんっ!」
私がまたイクのを確認したあと、指を入れてナカをかき混ぜ始めた。
「あああっ!」
指が入った瞬間、またもイってしまった。
それから彼はすぐに私の良いところを見つけ、執拗に責め続けた。
私は快感の波が途絶えることなく、意識を手放した。