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私の恋色 -BLUE-

第2章 2人の最悪な男



「んん!んっ、…はぁ、はぁ。」


私は柱を背に座らされ、手首を鎖で繋がれ、口からタオルを離された。


「お前名前は?1年だよな?」

「……。」

「答えろ!!」


いきなり怒鳴られて体がびくっと震えた。


「あ…蒼子、です…。」

「上の名前も言えよ。」

「……橋本、です。」

「橋本蒼子ね…ってこいつスマホにロックかけてんじゃん。後でいっか。」


そう言って茶髪の男の子が私の顎をあげた。


「…っ!」

「今日はそのお顔に免じて選ばせてやるよ。
 薬、どっちが良い?」

「…え?」

「ハブと媚薬があるんだけど。どうする?」

「…っそんなの…。」

「飲めませんってか?じゃあ薬なしで無理やりヤってやるよ。」


そう言って彼は私の制服に手を伸ばした。


「いや…っ!」

「無理やりヤられるよりかは薬のせいにして下も濡らしてスムーズに入れたら楽だと思うけどなぁ。」

「……っ!」

「ハーブなら多分やめれなくなるだろうから、連絡先教えとくね。で、どうする?」

「……どっちも…嫌……。」


私は震える声で答えた。


「えぇ?仕方ないなぁ、飲まずに無理やり…」

「や、やだっ!!」

「うーん…難しいなぁ。」


彼は苦笑いしながらぽりぽりと頬をかいた。

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