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第2章 start


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お昼ご飯も食べ終わり、部屋で寛いでいると兄さん部屋から物音がした。
なんとなく気になって兄さんの部屋に行くと、そこには……、


「いっでーっ!なんだこのガキー!!!」


涙目になりながら床を転げ回る兄さんの姿が。
その横にはスーツを着た赤ん坊らしき人(?)がいた。


「オレにスキはないぞ。本職は殺し屋だからな」


物騒なことを言う赤ん坊(?)は、おもむろにスーツケースを開いた。
その中に入っていた何かの部品を素早く組み立てると、ある恐ろしいものが出来上がった。


「オレの本当の仕事は、お前をマフィアのボスにすることだ」


その恐ろしいものというのは、銃。
その拳銃ではない、細長い銃を構えた赤ん坊(?)が、それを兄さんに向ける。
ってか狭い部屋の中で何やってんの……危ないなぁ。

この子……多分、リボーンだよね?
原作のことはすっかり忘れちゃったけど、多分そのはずだ。
喋る赤ん坊(?)なんてそうそういるもんじゃないし。
……赤ん坊、なんだよね?体より頭の方が大きいけど、人間……だよね?

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