第7章 泳がせてみた×銀魂/進撃
さあ、これでチームとしての勝利は確定した進撃勢ですが。
『いよいよですね』
はい。
待ちに待った御方の登場です。
それでは入場して頂きましょう。
人類最強の異名を持つ男!
リヴァイ兵ちょ
「あァァん?お前マジ侍なめんなよ?巨人だか何だか知らねーがなァ、こちとらエイリアン相手に勝った事すらあんだぞコラ」
……銀さん。
……見苦しいです。
『最終回が見え隠れしている主人公の焦りが見てとれます』
言わないで。
それだけは言わないで。
銀さんだけじゃなく僕等みんな傷ついちゃうから。
ほら、銀魂サイド総員号泣でしょ。
「まだ終わりたくないアル」
「俺達まだまだやれまさァ」
「総悟……言うな、悲しくなる」
「俺の目にも涙だぜ……クク」
『な…なんか……ごめん』
まあ、まだ終わると決まった訳じゃないですから!
冬のジャ○プフェスタで一話だけアニメ復活するし!
うん。
皆さん元気出して行きましょう‼︎
銀魂一同「おー」
棒読み!
もっと気合い入れて下さいよモォォ!
『お取り込み中すいません』
え?
何ですか今ちょっと忙し
『リヴァイ兵長が銀さんに跨ってます』
は?
ちょ、それどういう事ですか⁉︎
「ひィィィ!マジでごめんなさい!」
「問答無用だクソガキが……さっきからゴチャゴチャうるせぇんだよ…‼︎」
ぎっ……銀さんんんん!
跨ってると云うより、マウントポジションじゃないですかアレ!
『まさに年の功ですね。さすがの銀さんも人類最強の三十路には敵わなかったようです』
これは驚きの展開です!
どうなる銀さん!
どうする銀さん!
『ていうか水泳は?』
プールサイドの死闘。
宇宙一バカな天パ vs 人類最強の刈り上げ
と云うことで。
『何でも有りか!』
それが銀魂の醍醐味です。
進撃の皆さんは完全に巻き込まれた形になってしまいましたね。
『絶対あとで講○社に怒られる』
代表して小西とか云う担当編集に謝罪してもらいましょう。
『あの人、今はもう副編集長だからね。某大御所海賊漫画の担当を経てめっちゃ出世したからね』
マジでか。
あの小西が……偉くなったもんですね。
「おめーら井戸端会議に花咲かせてねェで俺を助けろやァァァ‼︎」
あ。
銀さんのこと忘れてた。
『自力でどうにかして下さい』
「オイィィィィ!」