第6章 【R18】付き合ってみた×銀八
「問一、竹取物語のタイトルを現代風に訳しなさい」
銀八は尚も耳元に唇を寄せたまま話す。
震える手でプリントに文字を走らせると彼の失笑する声が聞こえた。
“竹、いつ取るの?今でしょ!物語”
私が書いた回答を見る銀八は眼鏡がずり下がっている。
「あのね……うん、いや…現代風ってそういう意味じゃないからね」
『朱○ちゃんの竹、取ってもええやろ?駄目よダメダメ物語』
「ふざけてんのかテメェ」
答えは“かぐや姫”だ馬鹿たれ。
銀八は怒ったようにそう言って赤ペンでバツをした。
「真面目にやれっての」
『ひゃあ……っ』
突然、太腿に違和感を感じて視線を下ろすとスカートが捲り上がっていた。
露出した肌を銀八の大きな手が這う。
「悪い生徒には先生がちゃんとお仕置きしねェと……な」
外側から内腿へと滑らせた指が下着の上から割れ目に触れた。
『……ん、っ』
思わず手に力が入ってシャーペンの芯が折れる。
パキッと音を立てて弾けたそれは床の木目に溶けて見えなくなった。