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[R18]夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第5章 【R15】濡らしてみた×リヴァイ


「医者はキライだ」

俗に言う子供返りだ。
そう思った。

非常に可愛いので良しとするが、しかし医師に診せない訳にもいかない。

彼が何時迄もこのままでは人類は滅亡してしまう。

何としても元の兵長に戻って貰わねば。

『駄目です。何と言われようが診察を受けて頂きます』

駄々こね兵長のイヤイヤを振り切って部屋を出ようとする。

その時だった。
兵長にシャツの裾を掴まれてバランスを崩したのだ。

『きゃ……っ‼︎』

思わず女子っぽい声を出してベッドに突っ伏すと、即座に兵長の腕が巻き付いてくる。

規格外な彼の筋肉はちょっとやそっとじゃ引き剥がせる訳もなく。

抱き枕の如く足まで絡められた際には、ついに身動きが取れなくなってしまった。

『へっ……兵長、離して下さい…!』

「やだ」

『お体に障りますよ⁉︎』

「好きなだけ触れ」

『そっちの意味じゃありません‼︎』
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