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[R18]夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第2章 【R15】閉じ込めてみた×土方


ブツン……ッ
『きゃあっ‼︎』

何かの電源を引っこ抜くような音が聞こえた後、凄まじい揺れがエレベーターを襲ったのだ。

同時に機内の照明が落ちて辺りは暗闇に包まれる。

「な、何だ……っ⁉︎」

慌てて跳び起きた土方さんは咄嗟に抜刀して身構えたらしい。

姿は見えないが刀身と鞘の擦れる音がしたから間違いないだろう。

私も抜刀するべきなんだろうけど。
しかし、である。

『ふっ……副長ォォォ‼︎』

「あァ⁉︎」

『私、暗いの無理ィィィ‼︎』

「はァァァ⁉︎」

何を隠そう私は暗闇が嫌いだった。

『子供の頃、母のヘソクリを父にチクったら物置にブチ込まれたんです!』

三日三晩ですよ⁉︎
このトラウマ分かります⁉︎

突然の闇にパニックを起こした私は不必要な経験談を喚き散らす。

「んなもん知らねェよ!つーかお前、一旦落ち着け!」

『これが落ち着いていられますか‼︎』

誰かァァァ!
助けて下さァァァい!

某セ○チューよろしく金切り声を上げると、喧しい私に痺れを切らした土方さんがチョークスリーパーを仕掛けてきた。
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