第5章 2人きり…
北「何って、これを!
ジャン!!」
って見せてきたのは
愛梨「花火!」
北「そう!夏っていえばこれしか
ないっしょ!」
辺りは
いつの間にか暗くなっていた。
北「まずはこれやろ!」
みつが取り出したのはピンクや黄色の
勢いのいい花火。
愛梨「ちょっと怖い…」
そう言うと、
ギュ
愛梨「え?」
北「怖いって言ったから
一緒に持っててあげる(ニコ」
キャー///
手、手が!ヤバイ身体密着してるし…
パチパチッシャー
北「ほらっ、ついたよ!」
愛梨「うわ〜、綺麗…」
花火はキラキラしていて何色も
色を変える。
しばらくすると…
愛梨「終わっちゃった…」
北「だな…」
みつの手も私から離れる…
ちょっと寂しいな…なーんてねww
それから次々に花火を使い。
北「これが最後!」
みつが最後に取り出したのは…
愛梨「線香花火か…」
私達は隣どうしに座って
線香花火に火をつけた。
しばらくして、
パチパチっと小さく花開く。
愛梨「綺麗だね…」
北「今日、楽しかった。愛梨と
こうやってここに来れて。」
みつ…
今しかないよね!告白のチャンス。
愛梨「あのさ、私、
みつの事…っ」
線香花火が落ちると同時に
みつと私の唇が…
そっと重なった。