第5章 2人きり…
~北山seid~
愛梨が店を出て行って
それを藤ヶ谷が追いかけて行った。
俺も行こうとしたが
凛「宏光、行かないで!」
って腕を掴んで離さない。
北「何でキスなんてしたんだよ!」
凛「なんでって、宏光の
事…好きだからに決まってん
じゃん!」
北「は?」
凛「ねぇ、前みたいにもう一回
戻ろうよ。私じゃダメなの?」
北「前みたいには、なれない。」
凛「なんで…」
北「離して。」
凛「え、ちょっ、宏光!」
俺は凛の手を振りほどき
愛梨を追いかけた。
確か…帰るって…家か!
家に着き
ドアを開けリビングに
行こうとすると…
愛梨を藤ヶ谷が抱きしめていた…
愛梨と藤ヶ谷って…
ズキンッ…
胸が締め付けられた…