第5章 2人きり…
~藤ヶ谷seid~
愛梨を追いかけて来て
家に着いた。
ドアを開けてリビングへ行くと…
ビックリした様子の愛梨。
どうしたの?
って聞いてきた。
どうしたの?って泣いてたくせに。
俺は愛梨を抱きしめた…
泣いてた理由…聞きたく無いけど
愛梨に悲しい顔はして欲しくないから
話しを聞くと…
愛梨「私…みつの事…
好き…みたい」
って
ズキンッ
言われちゃった…
それから少し話しを聞いた。
愛梨はなかなか泣き止まない…
俺は抱きしめたまま背中をさすった。
愛梨は俺の腕を掴んで離さない
このまま時が止まればいいのに……