第10章 信じたかった。
マ「愛梨ちゃんの誕生日
プレゼントもう買った?」
北「まだです。」
マ「何あげるの?」
北「んー、女子って何が
嬉しいんですかね?」
マ「んー、一緒に選んであげよっか?」
北「え、いいんですか?」
マ「うん♡」
まいこさんってこんな人だったか?
案外優しい…?
マ「愛梨ちゃんって
どんな子?」
北「ドジで、なんでも
自分で解決しようとして、
ムリし過ぎるし、不器用で、
でも一番に人の事考えれる。
優しい子です。」
マ「っ…何よそれ。(ボソッ」
北「?まいこさん?」
マ「え、あ、優しい子なのね!」
北「はい。とっても…」
そうやってわちゃわちゃ話してたら。
目の前に…