第17章 決断
私は、小野さんと二人で近くのお店へ向かった
そこにはすでに太輔とみっくんが来ていた
小野「あっ、いた」
北「小野さん、用事ってなんですか?」
小野「用事があるのは私じゃなくて、この子」
太「麗ですか?」
小野「そうwじゃっ、私車にいるからw」
私1人なの!?
「えっ、ちょっ、待ってくだ・・・」
小野「ちゃんと伝えなよ!」
そういうと、小野さんはお店を出た
太「用事って何?」
北「仕事のこと?それともなんか悩み?」
「いや、、えっと・・」
太「なんか言うことあるから呼んだんでしょ?」
「そうなんだけど・・」
なんて言えばいいかな・・
どうしよう・・・。
嫌われちゃうかな・・。
・・・違う。
今は、自分の気持ち伝えなきゃだめじゃん!
せっかく小野さんが二人呼んで場所まで用意してくれて。
その気持ちまで踏みにじるの?
ダメだよね・・・
今、決断するしかない。
決めた。
私、ちゃんと気持ち伝える。
「あのね、私答えだしたの。」
北「?」
太「答え?」
「二人から、気持ち伝えてもらってすごく悩んだの。けどね、私ちゃんと答えだした。それを伝えるために二人を呼んだの。」
北「ちゃんと答え出たんだね」
太「麗の出した答えちゃんと聞かせて」
「うん。。。私は、、、、」
「裕太のことが好きなの。」
「みっくんも太輔も私にとって大切な人なの。離れるなんてできないし、大好き。けど、3人から告白されてたくさん悩んで気づいた。裕太のことが好きってこと。ごめんなさい」
ちゃんと気持ち伝えられた・・・・
けど、嫌われちゃったよね・・。
太「・・・わかった。答え聞けて良かった。俺、麗 のこと応援することにした。」
「えっ、でも・・」
太「麗がいくら拒否したってやめないからw今まで悩んで悩んでやっと出した答えでしょwそりゃ、応援するだろwなっ、ミツ?」
北「当たり前だろwこれから、言いに行くんでしょ?頑張れ!」
太「じゃあ、頑張って来いよ!」
北「いってらっしゃい!」
「ありがとう・・」
太「泣くなよww」
「だって・・・っ」
北「泣かないのw」
「うん・・。頑張ってくる。行ってきます!」
私は、裕太がいる場所へ向かった