第7章 縮まる距離
藤ヶ谷side
俺は、麗ちゃんを行きつけの店に連れて行った
この店は信頼した人じゃなきゃ連れてこない場所
「ついたよwここ俺のおすすめの店」
麗「ここにレストランあったの知らなかったです!」
って驚いてたw
教えてあげてよかったって心から思った
テーブル席に座って、このお店を
俺がいつも来て、落ち着ける場所って説明したら
麗「藤ヶ谷さんが大切にしてるお店に私なんかが来ちゃったら申し訳ないです。。」
って俺に気を使ってくれた
いつも自分より人を思ってくれる子なんだよな。
「ありがとう。でもね、俺は信頼してない人にはここの店教えないの。それに、俺が誘ったんだし、遠慮することないでしょ?w」
そしたら、突然麗ちゃんが泣き出した
俺なんか言ったか?
「大丈夫?どうしたの?」
麗「すいません・・。せっかくこんな素敵なお店に連れてきていただいたのにこんな雰囲気にしてしまって・・・」
とりあえず落ち着くまで待つことにした
少し落ち着いてきたかな?
「大丈夫?話せる?」
麗「は・・い。」
すると、思っていたことをすべて話してくれた
この仕事を始めたきっかけ。
今の気持ち。
俺ら、キスマイに会えたことへの気持ち
こんなに打ち明けてくれるなんて思ってなかった
俺らがいたから夢を見つけられたって聞いたときはほんとにびっくりした
正直、うれしかった
さっき泣いてたのは夢を見つけさせてくれたキスマイメンバーの1人である俺に信頼してもらえたのがうれしかったらしい
全部話終わるとまた泣いてしまった
それを見ていた俺は
・・・かわいい・・・
そう心のどこかで思った