第26章 もう大丈夫
裕太side
麗「もう大丈夫って伝えたいの」
麗は真剣な眼差しで俺に話した
麗「事故にあってから意識不明の重体で生きるか死ぬかの状態になって心配かけちゃったこともあった。意識が戻っても記憶がなくて迷惑かけちゃったこともあった」
麗「けど、今はこうやって話だってできる。記憶だってある。もう心配しないで、大丈夫だよって伝えたいの。」
こんなに真剣に話をする麗を見るのは久しぶりで、
俺たちのヘアメイクしてる時みたいに一生懸命伝えてくれた
「麗の気持ちわかったよ。俺、見守るから。今の麗なら絶対成功させられる!メンバーにも伝えておくねw見に来い!ってw」
するとニコッっと笑って
麗「ありがとうw」
って言った
こんな風に前と同じように麗が笑っている姿見れるって本当に幸せなことだな
それから俺は麗にヘアメイク道具を持ってきてほしいと頼まれ持っていった
それ以外は何も手伝っていない
麗が一人でやると決めたことだから
ちゃんと見届けてあげたい
頑張れ!