第24章 よみがえる記憶
麗side
私は、玉森さん。・・じゃなくて裕太と久々に会って、最近の出来事を話したり、聞いたりした
すると、裕太が
裕「あのさ、俺麗に渡したいものがあるんだけど・・」
そう言うとカバンの中から長方形の箱を取り出した
「?」
なんだろう?
裕「これさ、ずっと渡したかったんだけど麗が目覚ました後、全然ここに来れなくて渡せなかったの。麗が目を覚ましたのはこれのおかげだと思ってる。」
裕太は私にその箱を渡した
裕「開けてみて?」
箱を開けるとそこにはネックレスが入っていた
4つ葉のクローバーの形をしたネックレスだった
「わぁ・・・かわいい・・・」
裕「喜んでくれたみたいでよかったwちょっと貸して」
そういうと裕太は立ち上がり、私を覆うようにして首の後ろに手を回した
裕太が目の前にいる・・・
すごく落ち着く香り。
守られているような安心感。
―――ドキッ///―――
えっ、何・・・
ドキッってしたの・・・?
すると、裕太が私から離れた
ちょっとさみしいかも・・・
裕「はい、つけたよw」
首を見ると、さっきもらったネックレス
「つけてくれたの?ありがとう!大事にするね!」
私がそういうと、裕太が突然黙った
「・・どうしたの?」
声をかけると、裕太は顔をあげて私をじっと見つめた
「なんかついてる?」
そう聞いても何も答えずにただ見つめている
何?私なんかした・・?