第23章 思い出せ!
俺は、麗の顔を見て、
「麗に見てほしいものがあるの」
そして、バッグの中から1枚の写真を出した
麗「・・これは?」
「この写真はね、俺たちの写真なんだけどこれとったの麗なんだよ?」
麗「えっ・・・私が・・」
「そう。これは俺、こっちが渉。」
俺が説明していたら、
麗「あっ・・この人・・」
そういい指差したのは玉だった
「わかるの?」
麗「私が目を覚ました時、すぐそばにいてくれてた人です。」
「そうだったんだ。こいつはね、玉森 裕太 っていうの。もしかしてもう聞いてた?」
麗「・・いいえ。玉森 裕太さん・・。裕太さんですか・・」
「そう、麗は裕太って呼んでたよ?だって、、、『恋人だったから・・』」
俺が言おうとしたこと渉に言われた
麗「えっ・・・こいび・・と」
麗はとても驚いていた
渉「玉と麗ちゃんはね、恋人同士だったの。すごく仲良かったんだよ?なにも覚えてないの・・?」
渉の声は少し震えてた
いつもはそんなに感情的にならないのに、今日は違った
「渉、落ち着け・・大丈夫か?」
渉「・・ごめん。。」
渉が謝ると、
麗「・・ほんとに、ごめんなさい・・」
麗は下を向き泣きながらそう言った