第17章 決断
外に出ると、小野さんがいない
「あれっ?小野さんがいない・・」
裕「待ってるって言ってたの?」
「どうだったかな・・。電話してみるね」
プルルルー♪
小野「はい、もしもし」
「もしもし、小野さん?どこにいるんですか?」
小野「家だけど?」
「え!?帰ってたんですか?」
小野「うんw今ね、ガヤとミツの励ましパーティーしてるのw」
電話の奥で、みっくんが「何言ってるんですかw」って言ってるのが聞こえた
小野「っていうか、結果はもちろん・・?」
「OKです・・///」
小野「おめでとー!!!今日はちゃんと手つないで帰るんだよ?w」
「え!そんな・・・」
小野「好きなんでしょ?wじゃっ、とにかく仲良くねwばいばいw」
「ちょっと、小野さん!小野さん!」
裕「切られたの?」
「うん・・・。」
裕「じゃあ、帰ろっかw」
「そうだねw」
―――ギュッ―――
裕太が私の手を握った
ドキッ
私、今絶対顔赤い・・・
裕「びっくりした?w」
「・う・・ん・・。」
裕「フフッw」
「なんで笑ってるの?」
裕「緊張して固まってる麗久しぶりに見たからw」
「////」
裕「俺の彼女・・・。麗でよかったw」
「えっ・・・」
裕「俺のことちゃんと思ってくれる人でよかったw」
「私も・・・私も裕太が彼氏になってくれてよかった」
裕「え?」
「裕太だから、こんなに笑ってられる安心できるんだと思う。ありがとう」
すると、裕太の顔が私の顔の目の前に来て
―――チュッ―――
えっ、、、
裕「俺からも、ありがとう」
私は、こうして裕太と付き合うことになった