第9章 ドS×ドS(PART2)
「今回は、俺の番だよ」
俺は総吾の耳元で囁きチュッと耳にキスをしぺろりと舐める。
「うぁッ、ひっあ……んんッ、くるしっ」
未だにちんこを掴んだままの俺に総吾は見つめて訴えてくる。
その姿にキュンとくる俺だが、今回は攻め気でいくと決めてんだ!
「ん?なに、言ってくれなきゃわかんない」
もう、こうなったら止まらない俺はとことん総吾を追い詰める。
「~~~っ」
総吾がこちらを睨むものの、頬を赤く染め涙で潤んでいる目で睨まれてもただ興奮するだけだ。
「ほら、早く楽になっちゃえばいいのに」
俺は、乳首をカリッと歯を立てる。
「ひぁっ!……んッ…………………やめ、てッ」
腰をびくびくさせながらも内股をすり合わせている総吾。
総吾は、よほど声に出して強請るのが嫌なのかこれでもかと言うほどに顔を赤くし俺に必死にキスをしてくる。何こいつ、可愛すぎるでしょ。
「でも、それじゃイかせてあげない。ちゃんと口にして俺に聞かせてよ?総吾」
「……っせてッ、……イかせてッ」
と俺の名前を縋るように呼ばれ、俺の理性がぶっ飛んだ。
「良くできました」
俺は総吾のちんこから手を離し、首筋にかぶりつき赤い跡を残す。
「んああぁッ!……ひっあ、はぁッ」
ドクドクと俺の手に精液を出した総吾は、グッタリと布団に身体を預ける。
「……慣らすよ」
そう言って、俺は後ろの穴へと手を伸ばし一本ずつ射れていく。
「やっ、まッ……んいっ、たぁッ」
中は、熱のせいか熱く指に絡みついてくる。
慣れてくると、腰がゆるゆると揺れてさっきまで痛がってた声も甘い声に変わっていた。
その姿に触発された俺は思わず口を緩ませる。
「ほんと、可愛すぎ」
もう、すでに三本も入っていた指を引き抜き俺はズボンのチャックを下ろしビンビンになったちんこを出す。
「はぁッ、……はっ、やく」
総吾も限界だったのか強請る声にプツンと俺の中でなにかが切れたのを感じた。ガツンガツンと最初から容赦なく奥深く突く。
「ひあぁッ!へあぁッ、ッ」
「エロッ」
奥を突くのと同時に前立腺も擦るようにすると舌を突き出し派手に喘ぎだす総吾。
「あぁッ、へっ………んんッ!」
溜まらず総吾の舌と俺の舌を絡ませると、総吾は目からポロポロと涙をこぼしながら悶える。