第1章 ドS×ドS
なんとか、アナルビーズを受け入れた俺は半泣き状態で総吾を下から見つめる。
「、俺だけのもんでさぁ」
総吾が俺の唇にキスをする。そして、アナルビーズを一気に引き抜いた。
その時、アナルビーズがゴリュゴリュと勢いよく前立腺を刺激する。
びくびくと身体が痙攣し、目の前がチカチカとするような快感が押し寄せた。
「ッ~~~!」
俺は、目を見開き声にならない声をあげ達する。
いったい、自分の身体になにが起きたのか理解できなかった。
「あれぇ?前立腺にあたっちまったんですねぃ」
前立腺に当たれば気持ちいいとは聞いたことがあったものの、これほどの物とは思ってもいなかった。
総吾はニヤニヤしながらアナルビーズを再度射入する。
「ああぁっ、やッ、今、イったばっかっ」
イった後の敏感になったそこにヌルリと玉が入ってくる。
俺は、慣れてきたのか痛みは1ミリも感じず、その代わり今度は快感が襲う。
「いやっだぁ、もう、やめっ」
バラバラに動くアナルビーズは、おかしくなってしまうくらい気持ちがいい。
コツン、コツンと玉がぶつかり合うたびに前立腺を交互に刺激される。
「ああぁッ!んんッ!」
総吾は、これでもかとアナルビーズを出し入れしながら反り勃った俺の自身にも手をかける。
「いやあぁっ、そう、ごぉ、もッ、だめっ」
前立腺と自身から感じる快楽が、全身へと駆け巡り今日何度目か分からない絶頂を迎えようと、俺は身体を震わせた、その時。
総吾の手が自身から離れ、アナルビーズも抜かれる。
先ほどの激しい快楽が一斉になくなって、しかもイク寸前の状態で止められたら苦しいに決まっている。
「はぁっ、はぁっ、総吾っ」
「、もう我慢の限界でさぁ。受けいれてくだせぇっ」
総吾は、息を荒くし耳元で囁く吐息が熱いことから総吾も興奮していることが分かる。
「……こいよ、総吾ッ」
悔しいが、この疼きを治められるのは総吾しかいない。
というか他の人に犯されるよりだったら総吾の方がよっぽどましだ。
寧ろ、総吾がいいと思っている俺は相当おかしくなってしまったようだ。
悔しさも含め俺は、総吾の肩をカプッと噛む。
それと同時に総吾が穴に自身をゆっくりと射れていく。