第1章 ドS×ドS
え!?待て待て待て待て!
ゾクリとする。じゃないでしょ!
え?俺って隠れM?まさか、そんな馬鹿なことがあるわけなかろう!
そうだ、全部媚薬のせいだ!それしかない!!
「考え事なんて、随分余裕ですねぃ。まぁ、今から何も考えられないくらい気持ちよくしてあげまさぁ。」
そう言い、総吾は乳首をキュッと摘まむ。
その瞬間、ずっと待ちわびていた刺激に思わず体が矢なりに反る。
「うあっ!あっ、んあぁッ」
びくびくと身体が跳ね、腰が勝手に揺れてしまう。
目からは快楽のせいで涙がながれ、身体がピンク色に染まっていく。
総吾は、そんな姿を愛おしそうに目を細め首筋を舐めて
つっーと下へと移動する。
そして、乳首までくると、
総吾は、まるでミルクを飲む赤ん坊のようチュウチュウと吸い付く。
「ひあっ!あぁっ、んんっ!」
熱をもつ身体にはあまりにも、強すぎる刺激に俺のものはクチュクチュと卑猥な音を出していた。
総吾は俺がイきそうなのを悟り、乳首に歯を立てカリッと甘噛みをする。
「んああぁっ!」
それが、引き金となり俺はピュッ、ピュッと精液を飛ばす。
「どうですかぃ?乳首だけで、イク気分は?」
「はぁっ、さいあくっ……」
息を切らせ、心底嫌な顔をするを見て楽しそうに総吾がダンボール箱の中をあさっている。
何を取り出すのかと思えば、直径4㎝くらいの玉が何個か連なったもので俗に言うアナルビーズというものだ。
総吾は、それにローションを慣れた手付きでたっぷりと垂らしていく。
俺は、どうにか逃げ出そうと身体をひねる。
そんな抵抗もあっさりと捕まりさらに手錠を机の脚に固定されさっきよりも自由が奪われる。
「ムダなことは、しない方が身の為ですぜ。」
そして微笑みながら、アナルビーズを俺の後ろの穴へとあてがい、ゆっくりと入れていく。
「いっっ!」
初めて入れられるそこはとても狭く、ローションを塗っていても痛みが俺を襲う。
また、アナルビーズが1つずつ入ってくるのが鮮明に伝わる。
「もう少し、辛抱してくだせぇ。」
まだ、半分も入っていないそれを見て俺は泣きそうになる。
「はっ、総吾っ、む、むりだぁっ」
痛みを訴える俺の頭を優しくなでながら
アナルビーズを奥へと進める。
「今、良くなりまさぁ」