第5章 どっちかなんて選べません!
笑いながら言う総吾に、土方のちんこをしゃぶりながら頷く。 土方が答えた。
「簡単なことだ……が好きなんだ、俺たち二人とも。どうしてもおめぇを自分のものにしたくてな」
「手っ取り早く身体からいただくことにししたんでさぁ。」
説明されたところで、やはり訳がわからなかった。
そもそも自分が男に恋愛・ 性的対象で見られているなど思ってもみなかった。
異性からはかなりの人気があり経験もそれなりだが、男を相手にしたことは一度もない。
そんな概念すら存在していなかった。
それなのに今、は男のちんこをくわえ悦ばせている。
もっと抵抗すれば良かった、もっと、など、今さら後悔しても遅い。
もうこうなってしまった以上、取り返しなどつかない。
は静かに涙を流し、ひたすらこの状況が早く終わることを望む。
二人とも、こんなことをする人間だと思っていなかった。
「いい子だ……さあ、そろそろおめぇも気持ち良くしてやるよ」
土方が囁いての身体を起こす。
繋げた机にを寝かせ、押さえ付け た。
そして今度は総吾がのちんこを愛撫する。
「ひ……ッ」
「かわいいですぜぇ……そんなにビビんなくて大丈夫でぃ。すぐに何にも考えられないくらいとろっ……とろにしてあげまさぁ」
にやぁ、と笑って総吾がに覆い被さる。
手でちんこを優しく扱きながら、舌はの首筋を舐めそのまま耳へ。
くちゅり、と舌が耳の中へ侵入するとの身体が大袈裟に跳ねた。
まずい、と思った時には遅く、目の前にはにっこりと笑む総吾。
「耳が気持いんですかぃ? いいねぇ、いじめたくなりまさぁ」
「や、やめッ……ふ、あっあっやめ、ホント、ぁ、やッ」
くちゅり、ちゅぷっと耳元で響く音。
中を犯していたかと思えば今度は耳全体をくわえ、ちゅくちゅくと舌で愛撫された。
耳が自分の性感帯であることを知っているは尚更焦り、しかしその快感に抗えない。
「やだ、やッ、やめッやめてくだッ……ああ! やだぁ、み、耳はッ、 ふぁっあぁあ……ッ!」
「は……すげ、ちんこビンビンじゃん。ホントに耳がイイんですねぃ」
「おい、総吾。いつまでも独り占めすんな」