第5章 どっちかなんて選べません!
「ん゛ふッ……う゛ッ、ぇうッぷぁ、はあッげほッ、んぶ……っ」
「ほら、もっとちゃんとしゃぶってくだせぇ」
「たっぷり濡らせよ、じゃねぇとが困るんだからよー」
目の前に突き出される二つの立派なちんこを交互にしゃぶり、手で愛撫する男、 。
女性に絶大な人気を誇る、しかしその人気の一因でもある整った顔は、 今や他人の先走りにまみれ台無しである。
の前で笑うのは二人の男。
二人共にの先輩であり、今日は仕事の集まりだと呼び出されたところだった。 しかし集合場所の部屋に行ってみると、居たのは副長の土方 十四郎と一番隊隊長の沖田 総吾の二人だけ。
仲が悪いとされている二人が一緒に居ることに驚きつつ部屋に入ったのが間違いだった。
呼び出しはこの二人によって仕組まれた罠だったのだ。
人付き合いの良い。
同期や後輩から慕われ、先輩などに可愛がられることも多く、この二人も例外ではなかった。
土方とも総吾ともは仲が良く、他の同期や後輩より可愛がられている自覚もあった。
しかしそれが、まさかこんな形で顕れてくるとは。
「そう、上手だ……もっと奥までくわえろ、舌も使って」
優しく穏やかな低い声で囁きながら、副長の土方がの頭を撫でる。
「、土方さんばっかりシてねぇでちゃんと俺のも舐めろ」
ニタニタと嫌な笑みを浮かべながらの顎を擽る一番隊隊長の沖田。 は困惑しながら抵抗も出来ず、言われるがままに二人に奉仕を続けた。
部屋に入った途端鍵を閉められ、土方に羽交い締めにされ総吾に服を脱がされたは、現在全裸に靴下という外に出られない格好でいる。
おまけに二対 一、逃げようにもどうにもならなかった。
「んぁ……ふ、ぅ゛……やぁ、だッ」
「何でこんなことされてんのか知りてぇかぃ?」