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銀魂のススメ

第11章 勝つためには……?


掴まれた手首を見た土方が、それからの顔を見る。
息遣いを淫らにしながら、薄く瞼から潤んだ瞳を覗かせて、感じてんのは、一目瞭然。

あのまま扱いて、一発抜いてやろうと思っていたのに、

「何、邪魔してんだよ」

土方がそう言えば、肩で息をしながら、が身体を起き上がらせた。

から見る土方は、難易度の高い技でも器用にやりこなしてみせる、最高の剣使いだ。

なんでも器用にやりこなすのは、何も剣に止まった話じゃない。

動く土方の指が、すげー気持ちいい。それは、自分でするよりも遥かに…

ヤバイ…

簡単に達っしてしまいそうで、は、土方の手首を掴んでその卑猥な指の動きを中断させた。

呼吸を整え、身体を起こしたは、枕元に転がっていたブツを掴み、それを土方に投げ付けた。

が至近距離から投げたソレを、反射的にキャッチした土方。

土方は、掴んでからそれが何かを確認して、の方を見た。

土方の手には、容器に入ったいかがわしい色した液体。

は、潤んだ瞳で土方を睨みつけながら呟く。

「テメーの下手くそな前戯なんかいらねぇから、 さっさと挿入れろよ」


イチイチ喧嘩口調の。
だけど、掠れた声でとろんとした顔でそんなこ と言われても、威圧感はゼロに等しい。

下手くそって、こんなにしておいてよく言えたよな……

の下半身を見てそう心の中で呟きながら、土方は受け取ったローションを手の平に垂らした。

土方は、上目遣いでの顔を覗き見て、それから口元に笑みを浮かべながら言い返した。

「もっと可愛く上手におねだり出来ねぇのかよ、 テメーは」

勝つためにやるべきことは、一つしかない。 そう考えているのは二人とも同じだった。
そのために、出来ることはなんでもやる。
会ったその時から、お互いにそれなりの努力をしてきた土方と。

他の隊員を交えて、一緒にカラオケ行ったり、酒飲んだり。

ガキみたいに騒ぐを見て、ウンザリしながらも耐えた土方。
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