第11章 勝つためには……?
顔を見れば、「うげ」と拒否反応を起こすぐら い、土方が嫌いなのに、
なのに、こういうときだけは、土方に触れられても、すんなり受け入れることが出来るがいる。
受け入れるどころか、「もっと触れてほしい」なんて思ってるんだから、本当異常…
なんて思いながら、しっかりと反応する下半身。
だんだんと目がとろんとしてきて、いつもの威勢の良さを失って、完全に土方に身を委ねる。
手を、のズボンの中に滑り込ませた土方は、顔を見ながらの反応を確かめるようにちんこに触れる。
の底無しの体力は、自分にはないもので、正直うらやましく思うし、その身体能力がトータル的にズバ抜けているのは認める。
けど、態度や顔に出やすくて読みやすいの戦い方は、あんまり好きじゃない土方。
ちんこを握り込み、軽く上下に数回動かしただけで、は瞼をギュッと閉ざし腰を跳ねさせた。
快楽にだって分かりやすい反応を見せる。戦でだったらは腹を立ているだろうそんな仕草も、今だけは許せた。
嫌いじゃないっつーか、むしろ好きなんだから異常…
土方は、そんなことを思いながらのズボンをボクサーパンツごと引き下ろした。
脱がせたものをベッドの下に投げ落とした土方は、露になったのちんこの先端に触れた。
土方は、溢れる先走りを指に絡めて、それを擦りつけるようにしながらのソレを扱いた。
手の平で包み込みようにしながら、上下に動かせば、次から次へと先走りが溢れてくるのが分かる。
濡れすぎて、くちゅくちゅと部屋に響く卑猥な音。
「んっ、…あっ、あッ」
動きに合わせて洩れるの声。 その全てがエロかった。
だんだんと目に見えて分かるように乱れていく。 そんなの姿に翻弄される。
もっと、鳴く姿を見てみたい。
もっと、狂わせたい。
そう思った土方が、手の動きを更に激しいものにしようとしたその瞬間、
の手が、土方の手首を掴み、その行為を中断させた。