第14章 帝光祭〜スタンプラリー編〜
第三ゲームは多目的ホールで迷路
『迷路ってゆうか……お、お化け屋敷…?』
赤「そうみたいだね。友香はお化け屋敷苦手なのかい?」
『ぅ………ぅん』
赤「そうか。それなら手を繋ごう。少しは怖さも紛れるだろう?」
『征ちゃん、ぁりがと…』
これなら出口まで落ち着いて行けるかもと思っていた矢先
私のうなじに ペタリ と何かが触れた
『ひゃっ、キャーーーー‼︎‼︎ な、何か首に』
赤「おい友香落ち着け‼︎」
『やっ、征ちゃぁあぁあん‼︎ 置いてかないでェエェエ‼︎‼︎』
と私は叫んで征ちゃんにしがみついた
赤「友香、落ち着け。俺が友香を置いていく訳ないだろう?」
と言って、征ちゃんは私の背中をさすったりポンポンしてくれたりした
『ふぇ〜〜ん……征ちゃぁぁん』ウルウル
赤(か、可愛い……////)
「落ち着いたか……?」
『ん……もぅ大丈夫……‼︎』
赤「さっきのは蒟蒻だったみたいだね。」
『なっ……何てベタな‼︎』
赤「その割に友香はかなり怖がってたみたいだけど?」
『ぅう〜……もぅ意地悪言わないで///』
赤「クスッ、俺は可愛い友香が見れて嬉しいよ。あんな大声を聞いたのは初めてだ」
『またからかってるーーっ///』
赤「ハハハ、さあ先を急ごうか。さっき青峰達と黒子達の声が聞こえたから、あいつらもきっと近くにいるんだろう」
『ぅわ、追いつかれちゃったんだ;; ごめんね、征ちゃん』
赤「謝らなくて大丈夫だ。俺がいる限り負けるなどありえないからね」
『ふふっ、頼もしいです♪』
迷路は征ちゃんのHSのおかげで何なくクリア←
テツ君達もさつきのHSでクリアして、涼太達は大輝の勘でクリアしたみたい←
うん、いっつも思うけどほんとキセキの世代って何でもアリだよね←
そして私達はほぼ同時で迷路を脱出し、受付でカードに3つ目のスタンプをもらった