第9章 日常
この一連の流れを見ていた虹村と桃井
虹「あいつ…ほんといろんな意味で大変そうだな;;;」
桃「えぇ、ほんとに…。ただでさえやりすぎなぐらいマネの仕事もしてくれてるのに、その上毎日毎日友香ちゃんの取り合い;;;」
虹「あぁ…。」
桃「……虹村先輩は参加しなくて良いんですか?フフッ」
虹「っ/// 何で俺が参加しなくちゃなんねーんだよ‼︎‼︎」
桃「それなら良いですけど♪」
(虹村先輩もほんと分かり易いなぁ、いっつも友香ちゃんのこと見てるんだもんっ)
虹「ほら、てめーもこんなところで油売ってないでさっさと片付けしやがれっ」
桃「はぁーい」
桃井が片付けに取り掛かると
虹「俺まであいつを欲しがったらもっと大変になんのにできる訳ねーだろ」
と消え入るような声で呟いた。
とそこへ
『あっ、虹村先輩っ‼︎ 今日は大丈夫そうでしたけど、体の方はどうですか?』
虹「あぁ、俺は大丈夫だ。お前は大丈夫か?ちょっと頑張り過ぎじゃねーの?」
『私なんか全然ですよ‼︎ 元気いっぱいです』
虹「そうか。あんま無理すんなよ?」
と言い虹村先輩は頭をポンポンとしてくれた
(//// 私、虹村先輩にこうされるの好きだなぁ。 なんだか落ち着く……。)
『えへへ/// 虹村先輩がこうしてくれるだけで元気出ます‼︎ 今日はお疲れ様でした‼︎』
虹「っ//// おぉ、また明日な‼︎」
(やっべ、今のは反則だろ/// 可愛すぎ///)
この2人のやり取りを見ていた桃井は…
桃「フフッ、虹村先輩もちゃっかり参加してるじゃないですか♪」
と呟いたのだった