第9章 日常

赤「全く、友香は紫原に甘すぎだ」

『ご、ごめんなさい……。でも、あっ君が可愛くてつい……』

赤「俺も紫原みたいに我儘言ったら、友香は聞いてくれる…？」


そう言って赤司君は私の腕をグッと引っ張り自分の方へ引き寄せた

顔が息がかかるぐらい近い


『っ///// 赤司君っ⁉︎////』

赤「……クスッ、冗談だよ？」


と言って腕を離され2人の距離は開いた


『も〜っ//// からかわないで////』

赤「友香の反応が可愛いからつい、ね？」

『〜〜っ//// もう赤司君なんて知らないっ』


私は赤司君の元を離れ残っている仕事にとりかかった


赤「俺だって友香に触れたいのに我慢してるんだ…。 これぐらい許されるだろう？」

赤司君がこんなこと呟いていたなんて私は知る由もなかった