第9章 日常
ある日の部活終わり
私の首もとにガバッと腕を絡めてくる少年…
青「おいっ、友香次は俺をマッサージしろっ」
『えっ、青峰君はマッサージしなくても大丈夫そうだけど…』
青「あ?俺が1番走ってんだから俺が1番疲れてんだろーが」
『でも…』
紫「ちょっと、峰ちん〜。ゆかちんいじめるの辞めてくんな〜い?」
青「ちょ、てめぇ何すんだ紫原‼︎」
あっ君が青峰君を引き剥がしてくれた
『あっ君、ありがとお〜〜』
紫「ゆかちん、大丈夫〜?痛いとこない〜?」
『ないよ、ありがとお』
紫「ん〜。それで〜ゆかちんは俺のマッサージしてくれるでしょ〜?」
『えっ、い、いやあのあっ君もマッサージは必要ないかと……』
紫「え〜っ、ゆかちんの馬鹿ぁ〜。マッサージしてくれるってゆうまで、離さないからあ〜」
と言って私の後ろから抱きついてくるあっ君
『あっ君、苦しいし重いよ;;; お願いだから離して?』
紫「だめ〜っ」
赤「紫原、友香を離してやれ」
紫「え〜っ、だって赤ち〜ん」
赤「紫原。」
紫「ブーーッ」
と渋々解放してくれるあっ君
そんな明らかに拗ねている彼を見るとどうしても可愛くて
『あっ君ごめんね? またマッサージしてあげるからっ‼︎ 今日は代わりに帰りコンビニ寄って一緒にお菓子食べよ?』
紫「わぁ〜い。じゃあ許してあげる〜」
青「おいっ、俺には何もねーのかよっ」
『だって、あっ君は可愛いんだも〜ん』
紫「峰ちん、黙れし〜」
青「何だと、紫原てめぇーーっ‼︎」
2人が言い合ってるうちに私は赤司君と避難した