第46章 赤の誘い
赤「友香にここまで想われているテツヤが憎いよ」
『…っ…テツ君はここ(帝光)で初めて出会った人なの。テツ君のおかげで赤司君やバスケ部の皆に出会えることができたから』
赤「……君と初めて出会ったとき後悔したんだ。なぜ僕が1番最初に出会わなかったのかと」
『フフッ、でも出会わないよりましだよ?』ニコ
赤「クスッ、それは愚問だな。僕が君を見つけられないはずがない」
私たちは初めて笑いあったかもしれない
(“赤司君”もこんな優しい顔するんだ…)
赤司君の腕の中で、私はこんなことを思っていた
赤(学校が離れようと僕の気持ちは変わらない。友香は必ず手に入れる…)
一方赤司は愛しい人を抱きしめながら、更に自分の想いが大きくなっていることを感じていた