第47章 それぞれの高校
私はクラスの日誌を届けに、職員室へ向かっていた
すると応接室から真ちゃんが出てきた
緑「友香か… 久しぶりだな……」
『真ちゃん、久しぶりだね。いつもメールありがとう♪』
緑「フンッ/// 別についでなのだよ」
(やっぱり真ちゃんは優しいな……)
『フフッ、それでもありがとう』ニコ
緑「………っ///」
(久しぶりに友香の笑顔を見たのだよ…)
『応接室から出てきたけど… もしかしてスカウトの人? さすがだね、真ちゃん』
緑「あぁ、秀徳高校の監督だそうだ。バスケ部の設備も良いし、勉強も大事にしている。ここに決めようと思っているのだよ」
『そうなんだ』
緑「友香も… 一緒に秀徳へ来ないか……?」
『えっ……?』
緑「……っ///」
(俺はただお前を側で守ってやりたいのだよ…)
『む、無理だよ… 秀徳高校って進学校だし…』
緑「成績学年3位のお前が何を言っているのだよ‼︎」
『っ…それでも…秀徳には行けない……』
緑「赤司のところへ行くのか……?」
『違うよ… 赤司君とは一緒じゃない』
緑「 ‼︎ じゃあどこに行くというのだ」
『……誠凛だよ』
緑「誠凛? 聞いたことがないのだよ…」
『新設校だから…』