第35章 平等な優しさ
次は涼太の元へ
『はい、涼太‼︎ お疲れ様‼︎ ほんと涼太も凄いね、どんどん上手くなってるのが私でも分かるよ』
黄「ゆかっちー‼︎ 俺カッコよかったっスかー⁉︎⁈」
と満面の笑みをむけながら、こちらも私に抱きついてくる
『もお〜、涼太もあっ君もすぐ抱きついてくるんだから〜;; 私まで汗で濡れちゃうよ;;』苦笑
(おかげで選手でもないのに着替え持ってくるようになったし;;)
黄「だって、ゆかっちが俺の癒しなんスもーん‼︎」
『あー、はいはい。ヨシヨシ』
と涼太の頭を撫でてあげる
黄「ゆかっちー‼︎‼︎‼︎」
更にギューっと抱きしめられスリスリしてくる
緑「黄瀬、良い加減友香を離してやるのだよっ‼︎‼︎」
黄「何スか、緑間っち〜。ヤキモチっスか〜?」ニヤ
緑「馬鹿め、俺がそのようなもの焼くはずないのだよ。他の部員の奴等が友香のマッサージを必要としているのだよ」
『そだね、早く行かなくちゃ‼︎ だから涼太離して』
黄「えーーーっ‼︎‼︎」
私は涼太から離れ、他の部員のマッサージやストレッチを手伝ってあげた
紫「…………。」
赤「…………。」
その様子を彼等はずっと見つめていた