第33章 ゲームセンター
しばらく私たち(大輝も復活)が談笑していると、涼太とさつきがこっちに向かってきて
黄桃「「皆でプリクラ撮ろ‼︎‼︎‼︎」」
と満面の笑みで言ってきた
『撮りたーい‼︎‼︎』
青「俺はパス」
黄「良いじゃないスか、たまには‼︎ 女子がいないとこういう体験はできないっスよ‼︎」
青「あぁ、もー分かったよ‼︎ 一緒に写ればいんだろっ」
黒「僕はプリクラというものを撮ったことがありません」
赤「あぁ、俺もだ」
桃「このメンバーでプリクラ撮るチャンスなんて、たぶんこの先中々ないよっ‼︎」
『確かに‼︎ 皆で撮ろーっ‼︎』
緑「そういうことなら、俺も写らないわけにはいかないのだよ」
真ちゃんはさりげなく前髪を整えた
紫「えー、皆撮るのぉ? じゃあ、俺も入ろうかな……」
1番広いであろうプリクラ機を選んだんだけど、まず人数が8人な上に巨人が4人もいるので、機械の中は狭いなんてもんじゃない
カーテンから半分体が出ている人が何人かいる
青「あーーっ、あちぃーーっ‼︎‼︎‼︎」
紫「俺、天井に頭ぶつかるんだけど〜」
黄「ちょ、押さないで欲しいっス‼︎‼︎」
緑「なるほど、背景というのは垂れ幕に描いてあるのか」
赤「女子はよくこんな所へ籠っていられるな…;;」
黒「間違いありません。僕酸欠で死にそうです…」
『みんな、あともうちょっと我慢して‼︎』
桃「ハーイ、皆笑って〜‼︎‼︎‼︎」
パシャ
プリクラが撮れた瞬間、メンズ達が機械から飛び出たのは言うまでもない←
あっ君は身長が高すぎて眉毛が写ってないし
大輝は涼太の顔を押しのけてるから、涼太すごい不細工に写ってるし
真ちゃんは何故か横向いてるし
テツ君はもはや髪の毛と片目しか写ってない
私とさつきはまあ何とか写ってるって感じ
そして、やっぱりセンターは征ちゃんなのです←
おもしろすぎるソレに、さつきと落書き中笑ってしまった