第32章 番外編 2度目の帝光祭
黒「舞台は変わって、お城の中。
舞踏会の会場の真上にある部屋の中で、大臣と王子様が話していました」
緑「…王子、頼むから舞踏会に出てほしいのだよ」
黄「嫌っス‼︎ 俺は結婚するつもりはないっス‼︎」
黒「大臣は半ば無理やり王子様を階段まで連れ出し、華やかなホールを見せます」
緑「ほら王子。お美しい令嬢ばかりなのだよ」
黄「アンタ達が勝手に集めただけっしょ。俺には関係ないっス」
緑「王子、一体何が気に入らないというのだよ。未来のお妃を決める大事な会なのだよ。王子が参加しないと困るのだよ」
黄「だーかーらー、俺はまだ結婚しないっスよ」
黒「そうです。今回の舞踏会は大臣の言うとおり、王子様の結婚相手を決める会だったのです。」
緑「おや、またどなたかいらっしゃったようなのだよ。もう舞踏会は始まっているというのに。誰なのだよ…」
黒「一方、遅れて会場に着いたシンデレラは好機な視線を受けていました」
赤「なぜ、ここにあんなに可愛いシンデレラがっ⁉︎」
紫「ちゃんとお留守番しててって言ったのに〜」
舞台裏
青「おい、緑間‼︎‼︎ お前“なのだよ”言い過ぎてよくわかんねーよ‼︎‼︎」
緑「うるさい、黙れ。俺は人事を尽くしたのだよ」
桃「てゆうか、きーちゃんさすが王子様似合ってるね〜」
(あと、赤司君もムッ君ももはや台本のセリフと全然違う←)