第31章 新しいクラス
≡≡≡緑間真太郎の場合≡≡≡
緑「友香、今日のおは朝占いで天使座は10位なのだよ。コレを持っておけ」
『……は、般若の面?』
緑「あぁ。馴染みの骨董屋で見つけたのだよ」
『う、うん…。ありがと、真ちゃん』
和泉「般若の面って……逆に悪いこと起きそうだよ;;」ボソッ
緑「何か言ったか?」
和泉「い、いえ何も‼︎‼︎」
緑「そうか。ならば、気をつけるんだぞ、友香」
『はーい、真ちゃんまたね』
そう、こんな風に真ちゃんは私のおは朝占いが7位以下のときは必ずラッキーアイテムを持ってきてくれる
それを机の上に置いてるから、クラスメイトに変な目で見られるけど…
そこは、真ちゃんがわざわざ持ってきてくれたんだから我慢だ←
和泉「友香、やっぱアンタずれてる‼︎」
≡≡≡青峰大輝の場合≡≡≡
青「友香〜っ、弁当寄越せ〜っ」
大輝は大抵お腹が空いてるときに私のクラスへ来て、私のお弁当を早弁する
『もお、また〜?』
青「学食で何かおごってやっからよ‼︎」
『だったら今から購買行って何か買ってきたら良いじゃん‼︎‼︎‼︎』
青「購買で売ってるやつよりお前の弁当の方が何倍も旨ぇーんだよ‼︎‼︎」
『っ‼︎‼︎‼︎』
そう言われると私も断れず…、素直にお弁当を差し出してしまう
青峰「サンキュー。じゃあまた昼休みな‼︎‼︎」
ニカッと笑って去って行く大輝
和泉「お母さんみたいだね;;」
『食べ盛りなのよ、あの子…』←
和泉「そこ、ノっちゃうんだ⁉︎」