第24章 Trick or Treat
そして次に来たのは私のクラス
『テツ君〜‼︎ トリックオアトリート‼︎』
紫「お菓子くれなきゃイタズラするぞ〜」
黒「友香さんに紫原君。可愛いらしい格好ですね。2人が来るのは分かっていたので、もちろん用意してますよ」
『えっ、何で分かったの⁉︎⁇』
黒「お二人がコソコソ準備してるとき、僕も側にいましたから…」
紫「えっ、全然気づかなかった〜」
『恐るべし、ミスディレクション…‼︎』
黒「では、これどうぞ。さっき購買で見つけて買ってみたのですが…」
『まいう棒ウニいくら味……?』
(絶対別々にした方が美味しいじゃん;;)
紫「わあ〜、黒ちんありがと〜。コレ結構パンチ効いてて美味しいんだよね〜」
『そ、そうなんだ。良かったね、あっ君‼︎』
紫「ん。じゃあ黒ちん、また後でね〜」
黒「はい」
『次は征ちゃんのクラスへ行ってみようか』
紫「そだね〜」
私たちは征ちゃんのクラスへ向かった
『征ちゃん‼︎ トリックオアトリート‼︎』
紫「お菓子くれなきゃイタズラするぞ〜」
赤「友香に紫原か。お前たちが来るのは大体予想していたよ」
『さすが征ちゃん…私たちの考えてることバレバレだね;;』
紫「ね〜」
赤「ほら友香にはコレをやろう」
と征ちゃんは帝光中の購買で何故か売っている高級お菓子、ゴディ◯のチョコをくれた
『わあ‼︎ ゴディ◯のチョコすっごく好きなんだあ〜‼︎ ありがと、征ちゃん‼︎』
赤「紫原はコレだ」
紫「………ゴボウチップス…?」
赤「あぁ。お前は普段菓子を食べ過ぎだからな。栄養面も考慮して、それにしてやったぞ」ドヤァ
『征ちゃん、優しい〜。良かったね、あっ君‼︎』
紫「……何か思ってたのと違う…」ボソッ
『それじゃあ次行こっか‼︎ またね、征ちゃん』
赤「あぁ、また部活でな」
紫「…………。」
不服だった紫原だが、赤司には何も言えないのであった←