第21章 全中二連覇
『大輝っ‼︎‼︎』
桃「青峰君っ‼︎‼︎ さっきテツ君と…何で…」
青「うっせーよ、ちょっと外行ってくる。1人にしてくれ」
黒「………。」
緑「まさか嫌な予感がこんな形で当たるとはな……」
黄「………‼︎」
紫「こーゆー時さー、峰ちんを追うのって黒ちんじゃないの〜?」
赤「あぁ。……だが黒子にとってもショックなことだったはずだ。今すぐにというのは難しいかもしれないな。だがすぐに試合が始まってしまう。最悪青峰がベンチでもやるしかない」
黄「黒子っち……」
黒「すみません、電話です…… ちょっと外します」
そして始まる次の試合
帝光 ー 矢野工業
テツ君もギリギリ戻ってきた大輝も試合には出た
観客「うわァァァ、何であれが入るんだ⁉︎⁇ 青峰絶好調‼︎‼︎‼︎」
(……確かにいつも以上に点は取ってるけど、かなり投げやりなプレー…… それにテツ君もミスが多い……)
黄「どーしたんスか⁉︎ 黒子っち⁉︎⁇」
黒「………すみません」
桃(テツ君……)
監督「………………。」
この試合、帝光97 ー 39矢野工業で帝光は圧勝し、準決勝へコマを進めた
大輝は40得点を記録していた
そして翌日最終日
決勝トーナメント準決勝
昨日と同じく投げやりなプレイにも関わらず、大輝はシュートを決め続け51得点を記録
不穏な空気がまとわりつつも帝光は勝ち進む
そしてー……
赤「これで最後だ、行くぞ‼︎」
審判「これより決勝トーナメント決勝戦、帝光中学校対鎌田西中学校の試合を始めます‼︎」
この夏最後の戦いが始まる