第18章 虹村主将
虹「おう、赤司と……友香か…」
赤「どうも」
虹「てかお前ら…聞いてやがったな?」
『………っ』
赤「いえ……最後の方だけです」
虹「一番聞かれたくないとこじゃねーか。……つーわけで少し早いがこれからお前が主将だ、赤司」
赤「………まだ決まってませんよ」
虹「決まってるだろ‼︎つかあの話聞いてまだ俺に主将やらせる気か、お前は‼︎」
『…………。』
虹「……不安か?」
赤「いえ……虹村さんの心配をしているだけです」
虹「だろーな。だから俺は心配してねーわ(笑)よろしく頼むぜ、赤司主将」
赤「……はい」
そう言って修ちゃんは私達2人の元を離れていった
私が無言で修ちゃんを追いかけようとすると
パシッ
赤「友香」
征ちゃんが私の名前を呼んで腕を掴んできた
『征ちゃん…離して……?』
私がそう言うと征ちゃんはアッサリ私の腕を離してくれたので、私は急いで修ちゃんの元へ向かった
赤「……………友香」
だから、征ちゃんがもう一度私の名前を呼んでたなんて知らなかった