赤「僕の婚約者だ」貴「違う!」キセキ+桃「婚約者!?」
第7章 出勤
貴女side
「斎藤さん!本当なの!?」
全く…征十郎があんなことを言うから…
いま私は…
女性の正社員の方々から声をかけられてる。
それは数十分前の出来事だ。
毎朝ある各部署の朝礼で珍しく全社員集まってすることになった。あまりにも多すぎるので食堂ですることになった。
黒子side
青「何だよ赤司の野郎いきなり全部署で集まって朝礼とかよ。」
と面倒臭そうに。
紫「なんでだろ〜ね〜」
と相変わらずお菓子を食べながら。
緑「あいつの考えていることはよく分からん」
と眼鏡のブリッジを上げる。
黄「でもみんな集まったんだし賑やかじゃないスか。ねっ!黒子っち!」
とうるさい黄瀬君。
黒「でも暑苦しいです。」
桃「私はテツ君がいればそれでいい!」
しかし赤司君が何を考えてるのかボクにも分かりません。なんでしょうね。
赤「やあ、待たせたね」
どこかで聞いたことのある台詞
赤司君は今、食堂に元々設置されている。ステージにいる。
赤「今日集まってもらったのは他でもない。今日は僕の大切な人を紹介したい」
まさか…
ボク達は全員そういう表情を浮かべた。
そう。赤司君の大切な人…
赤「僕の婚約者を紹介したい。おいで」
やっぱり…
ステージに上がって来た斎藤さん
今日は清楚なスーツを纏っていて髪の毛は下ろしている桃井さんと同じくらいの長さだ。
社員の人達が騒ぎ始めた。
ボクはステージの袖に行きマイクをとって
黒「静かにしてください。出ないとイグナイトぶちかましますよ?^言^」
ボクがそう言うと静かになった。
ボク、やるときはマジやりますよ?事実やったことありますし。
赤「続ける。彼女の名前は斎藤唯。僕の婚約者だ」
斎藤さんは渋々頭を下げる表情には出てないが頭を下げるのが嫌そうな感じがしてる。